HORIGUCHI KIRIKO

海外進出を志す堀口切子がターゲットにしたのはカットグラスの本場、イギリス。しかし現地での知名度はほぼ皆無。
しかも輸送料や関税を含めると、小さなぐい呑みでも単価はバカラのグラスをゆうに超えてしまう。

そこで、「カットグラスの技術」×「様々な和食に合わせることができる豊富な型」×「いつかは堀口の切子を使いたいと昔から和食職人の憧れの存在だったというストーリー」をつなげ「WASHOKU CUT GLASS」というコンセプトを打ち出し、カットグラスのふるさとであるイギリスに、東京で独自の進化を遂げた江戸切子が里帰りするという挑戦を始めた。和食をもっとも美しく盛り付けることのできるカットグラスとして、イギリス国内で一歩ずつブランドとして成長している。

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